Yearly Archives: 2018
「白寿の祝いの
記念撮影用に
衣装を作ってあげたいのだけれど
背中も曲がり
着物はもう
着せられないので
作務衣風の上下に
リメイクして欲しい」と
お着物を持っておいでになった
初めての Yさん。
お嫁さんかな? 娘さんかな?
私より 少し年上と思われる
細身で 優しそうな方。
どのように 年を重ねれば
こんなにも物腰柔らかく
静かな口調で話せるようになるのかしら
私も 後2~3年過ぎれば あんな女性になれるのかしら。。。
こんなことをじーっと考えている。 いかんいかん!
お着物を 解く解く。。。。
スチームアイロンで皺を伸ばし 地の目を整え 反物に戻す。
今一度 デザイン 寸法等確認して 裁断。
今日は仕事始めの日でしたが
朝からしとしとの雨。
「きっと 誰も来なーいー♪」を 決め込んで
正月休み ぼんやりしていた私は
暮れの小掃除を 改め
始めの大掃除をする!
午前中 都ドライさんが
今年初めの補正を持って
現れて下さってしまって
マスク姿で パタパタしている私に
「うそっ!!」 ゆうてました。
嘘でないです。今年もよろしくお願いします。。。。
この道より我を生かす道はなし、
この道を行く。
武者小路実篤(1885年~1976年)
国語の授業で見聞きした
この言葉を今でも忘れないのは
出来上がった今の自分を
証明しているようなもので
これからもずっと
つまずいたり
高揚したりした時に
思い出すだろう言葉。
新しい年にまた
声に出して 言ってみる。
お世話になっています方々
感謝の気持ちと共に
今年も どうぞ宜しくお願い致します。